2016-02-26
登録証とバッジ
だんだん行き慣れてきた行政書士会館の地下1階で行われる「新入会員登録証交付式」に参加しました。幾分おごそかな空気が流れる会場には、30人近くの新入会員の方がいました。
会長のご挨拶に知見があふれていたので、いつか初心に帰るときに覚えておきたいことを抜粋します。
・行政書士の仕事は「行政手続」と「市民法務」。その2つの仕事の目的は「予防法務」。
・行政書士という仕事は、違う立場の人の間に立って対話を促進して合意を取りつけること。
・行政書士の仕事には、「地域」「行政」「他士業」という3つの共生が必要。
・事務所経営の鍵は「紹介」。HPでの集客は価格競争になりやすい。
・ひとりひとりのお客様を大切にして、紹介者に礼を尽くすこと。
・依頼者の利益を守ることで、社会貢献、自己実現、お金ではない心の満足につながる。
・「知識」は相手を想う心によって「知恵」となる。
行政書士としての倫理や行政書士会のロビイング活動の話、開業時のマーケティングや職務上請求のやり方など、具体的な内容が多く、充実した研修でした。
徽章(バッジ)もいただきました。ネジ式とピン式があって、どちらも同じ値段なので迷いましたが、なんとなく”本物”っぽいのでネジ式にしました。このごろ、自転車の鍵をよく失くすので、これは失くさないように気をつけます。
夜は、はじめてこのバッジを付けて、中央支部主催の風営法の研修に参加しました。講義の内容は初心者にもとても分かりやすく、終了後の懇親会も大いに盛り上がり、「士業って孤独なのでは?!」という開業前の不安が吹き飛びました。
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