2016-04-15
岐阜駅前にたたずむ織田信長
仕事で岐阜県に行きました。
「岐阜」という地名は、織田信長が永禄10年(1567年)に稲葉山城を攻め落として美濃を平定した後、改称したと言われています。地名の由来は諸説ありますが、中国で縁起が良いとされる地名から取ったとする説や、「周の文王が岐山より起こり、天下を定む」という中国の故事と孔子が生まれた地「曲阜」から太平と学問の地になるようにという願いを込めたとする説などがあります。いずれにしても、織田信長の天下布武の道は、ここ岐阜から始まったといえます。
織田信長は、領地の取り合いがなされていた戦国時代に、楽市・楽座、堺の支配、南蛮貿易など、「経済」の概念を持ち込んだ先進的な戦国大名です。私も小学生のころ、歴史の教師をしていた祖父からはじめて買ってもらった本が織田信長の歴史マンガだったこともあり、長く尊敬する人物の筆頭でした。
岐阜駅前にそびえる彼の像を見て、こんなに金ぴかにしなくてもいいのになと思いました。
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