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日本橋、浜町、人形町の「まちの法律家」
2016-03-23

WAM助成セミナー

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独立行政法人福祉医療機構が主催するWAM助成(社会福祉振興助成事業)の説明会に行きました。

助成の目的

社会福祉振興助成事業(WAM助成)は、政策動向や国民ニーズを踏まえ、民間の創意工夫ある活動や地域に密着したきめ細かな活動等に対し助成を行い、高齢者・障害者が自立した生活を送れるよう、また、子どもたちが健やかに安心して成長できるよう必要な支援等を行うことを目的とします。

助成の対象となる団体

特定非営利活動法人、社会福祉法人、医療法人、一般社団法人・一般財団法人(定款において残余財産を公益目的の法人に分配することを規定する法人に限る)、公益社団法人・公益財団法人、その他社会福祉の振興に寄与する事業を行う法人若しくは団体です。

助成の対象となるテーマ

1 高齢者や障害児・者などが地域で普通の暮らしをすることを支援する事業
2 地域や家庭における子ども・子育てに関する事業
3 貧困・格差対策等社会的支援(福祉的支援)を行う事業
4 福祉・介護従事者等の確保・育成に関する事業

(出所)独立行政法人社会福祉医療機構ホームページ

WAM助成の特徴としては、国の施策に合わせて重点分野が定められていることと、申請団体の職員の人件費が出ないことです。税金が原資なので、お金の使い方が厳しくチェックされることはやむをえませんが、申請団体側としても人件費をかけることが社会課題解決のレバレッジとなることを説明できるような活動評価を行っていくことが必要と感じます。


●助成金の企画書作成のポイント

私は助成金の企画書を書くときには、次の4つの視点から自分の企画をチェックするようにしています。

  1. 事業の目的が助成金の趣旨に一致しているか?
  2. 事業の内容が目的達成につながっているか?
  3. 事業の新規性・独自性・継続性があるか?
  4. 予算の説明責任を果たせるか?
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